部分修正は、まず形の変更のみから行います。
眉以外のパーツの上下移動は一切しません。
形を整える過程で、そのテンプレート自体が思うような整形に適さない場合もあるので、そういった時にすぐテンプレートを選び直せるからです。
先にパーツの上下位置変更をしてしまったりすると、テンプレートを選びなおす際、ひと手間ふた手間かかりますし、ひずみが出来るのでフェイスラインが崩れやすいです。
それでは。
好きなパーツから作っていきます。
私の場合、大抵、シムの印象を大きく決める目と眉から手をつけています。
各修正項目につき、その特徴と注意点を書きとめておきます。
ほとんど当たり前のことしか書いてないんですが。
これらの記事は気づいた時点で加筆修正していく予定です。
■目
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目だけが拡大縮小されます。
大きくしすぎると、目の下に変な段が出来ます。
スキンのゆがみは少ないです。 |
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目だけが左右に伸びたり縮んだり。
目の下に変な段が出来ることも。幼児世代で目立ちます。 |
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スキンのゆがみは少ないですが、やりすぎると眼窩がひずみます。
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実は目の移動に合わせて、眉の間隔も変わります。
工夫次第で、眉の間隔だけをいじることも出来ます。
眉下からまぶたのラインも、若干変わります。
間隔を広げると、子供っぽい印象になります。
また小顔シムを作る際は、若干広げた方がバランスが取れる場合もあります。 |
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目のみの上下移動。
それに伴い、目の上下のスキンが引っ張られたり縮んだりします。
額に食い込んだり、頬骨に食い込んだりもします。
なので目の位置の微調整に使いますが、本調整には使ってません。 |
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目と眉、そして頬骨が一緒に上下します。
ゆがみが出にくく、目の上下位置の本調整に使ってます。
ただし頬骨も合わせて動くので、頬の形が崩れないよう注意してます。 |
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目の深さというか、彫りの深さ。
目を浅くした場合、頬骨との境に段が出来るので、頬骨を出す作業も必要になったりします。 |
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縦方向の伸縮。
スキンのゆがみは少ないです。
細目にしても、まぶたが厚くなったりしません。 |
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まつげといっても、ただの細い板です。
長くすると、外向きに角度が変わります。
短くすると、目に覆いかぶさる角度になります。
出来る限り短く、かつ目を覆わない程度にする事がもっぱらです。 |
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あまり極端にすると、スキンがゆがみます。 |
修正項目は、スライダーを動かしてもいいですし、上の左右二つの小さな画像をクリックすれば、ひと目盛りずつスライダーが左右に動きます。
結局目のテンプレートは選びなおしました。目が大きくて、まぶたが薄いものに。
ちょこちょこと整形して、こんな感じ。
目をデフォルトよりやや縦長にしたかったため、以下のように修正してます。
・目の細さを大きく、目の幅を狭く、目のサイズを大きく。
同じような修正でも、以下の場合はちょっと違います。
目の形を、主に「目の幅」を調整することで決めています。「目の細さ」は一切いじってません。
しかしこの場合、幼児世代で目の下に少し段が出来てしまいます。気にならないくらいなんですが。
目に限らず、各スライダはひとつの項目を極端に動かさず、複数の項目を少しずつ動かして好きな形を作っていった方がいいみたいです。
今回は後の工程の事を考え、幼児世代で目の段が一番目立たない最初の方の設定で、作成を進めていきます。
目の細さを大きくしたので、黒目がちょっと縦長になってるんですけどね。この辺は妥協です。
■眉
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眉スキンが多少細眉に描かれていても、こちらで調整が可能です。
眉を太くしたい時は、スキンをいじらずこちらで調整した方がいい時もあります。 |
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眉を上げると、まぶたのスキンが上に引っ張られます。
下げると、眉下の肉が目を覆い隠す感じに。
使いどころが難しい感じです。
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眉山の部分が上下移動する感じです。
上まぶたのスキンも引っ張られて動きます。
直線眉が好きな人は、少し下げると眉の形が綺麗に出ます。 |
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眉根から眉尻までの角度調整。
表情が出しやすいです。
若干上まぶたのスキンが引っ張られます。
うまく使えば、上目蓋の目尻のラインを整えることも出来たりします。 |
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眉山から眉尻の角度調整。
あんまり跳ね上げると、変ですが。
目尻辺りのスキンもつられてゆがみます。
これも使いようによっては、目尻の形を整えられます。 |
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お好みで。
眉の高さ等を変えた場合、こちらも少し調整すると、額のラインが綺麗になります。 |
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顔の彫りを浅くしたり深くしたりする時、使ってます。
出しすぎると、鼻の付け根に段が。
険しい表情のシムには、具合のいい段ですよ。
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眉の形ですが、極端に太くしたり、釣り上がらせたり、地蔵みたいな∩型にしたい時は、部分修正で骨格を大きく変えるより、元からそういう形の眉スキンを使った方がいいかも知れません。
極端な変形をすると、上目蓋のスキンがぐちゃぐちゃになりやすいので。
「眉を上げる」で、目と眉の間を開けたのですが、上まぶたのスキンが伸びてしまいました。
まぶたのスキンをゆがめず眉を上げたかったので、ここで小技です。
部分修正の「顔」から「顔の長さ」にて、顔面全体を少し下に下げます。
その後、額のテンプレートから、もう一度額を選びなおします。
すると……、
顔全体は下に移動しているのに、眉だけは正規の高さに入るため、上まぶたのスキンをほとんどゆがめることなく目と眉の間を開ける事が出来ます。
この小技は、他パーツにも色々応用が利くかもしれません。
あとはこんな感じにしました。
幼児世代にして、ゆがみが出てないか確認。
いい具合だったので、次のパーツへいきます。
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