今回はこちらのチュートリアルに挑戦。
「Making Your First Custom BHAV 」 by echo
http://www.modthesims2.com/showthread.php?t=142907
チュートリアルと、完成品のお手本がダウンロードできます。
パート1~7まであって、ActionBHAVからGuardianBHAVまでを知ることが出来ます。
デフォルトオブジェクトをクローンして取り出し、オリジナルオブジェクトとしてカスタマイズしていきます。
ステップ1~5までは、前回やったチュートリアルとほぼ同じ操作。
そこそこ長いチュートリアルなので、数回に分けてやっていきます。
M&Gまでの全ての拡張を導入した状態なせいか、原文チュートリアルと違う操作をしなきゃいけない部分もちょっとだけ出てきてます。
他にも、ちょっとしたお役立ち情報を書いて下さっているところもあったのですが、BHAVの話と関係ない部分ははしょらせていただきました。
後で別記事でまとめておきます。
■Part 1: Adding a new pie menu option
最初にデフォルトオブジェクトのクローンから、オリジナルオブジェクトを作る操作を行います。
詳しいやり方は、Sims2コミュニティーJPさんのメッシュオブジェクトの解説をご覧下さい。
ここでは割と適当に説明していきます。
【1】
Object Workshopを開き、Startボタンを押します。
かなりのロード時間の後、オブジェクトのカテゴリ一覧が出てくるので、目的のオブジェクトを選択します。
ここではこの絵画。Decorative>Wallの所にあります。
選択したら、上のNextをクリック。
【2】
次の画面でTaskから「Clone」を選択。
下のチェックボックスは、こんな感じにします。
Nextをクリック。
【3】
オブジェクトの名前、値段、説明文を変更する画面が出るので、オリジナルらしく書き換えておきました。
Finishをクリック。
【4】
最後にrename Wizardとかいうのが出てきましたので、オリジナルっぽくModelNameの先頭に「SLU-」と書き加えて、Updateを押します。
下に出ているName一覧の表記が、ModelNameに準じて変化します。
確認したら、OKを押します。
ファイルをしかるべき場所にセーブ。
これでクローン完了です。
【5】
出来たファイルから、ResorceTreeのOBJDのファイルをクリックします。
PluginViewのGUIDという項目に注目。
ここをオリジナルの値に変えないと、クローン元のデフォルトオブジェクトとReplaceされてしまいます。
get GUIDを押すと、SimPEサイトにユーザー登録して固有のGUIDを得ることが出来るのですが、ここではチュートリアルと一緒に配布されているお手本オブジェクトのGUIDを使用させてもらいました。
GUIDに「0x00000969」と入力し、Updateを押します。セーブして完了。
うまくオリジナルオブジェクトになっているか、ゲームに導入して確かめてみます。
【6】
クローン元にも異常はないですし、うまく出来たみたいです。
それでは、本作業に入ります。
【7】
先ほど作成したオブジェクトファイルを開きます。
Resource TreeのGlobal Dataをクリック。Resource Listのファイルをクリック。
Plugin ViewのNameの項目をチェック。
PaintingGlobalsとあります。
【8】
Resource Treeをざっと見渡してみます。
TTABとTTAsがないですね。
念のため、OBJDのファイルを覗きます。
PluginViewのRAW Dataタブをクリック。
上図の項目を探し、値を確認します。
「0x0001」とあります。Instance0x0001のPie Menu StringsをSemiGlobalsからインポートしてくれば良いわけですね。
【9】
メニューバーのToolsからObject Tools>Import Semi Globalsを選択。
このようなウィンドウが開くので、
(1)プルダウンからPaintingGlobalsを選択
(2)scanをクリック
(3)一覧にたくさん項目が出てくるので、uncheck allを押してチェックマークを全部はずします。
(4)Instanceの値を見て、0x0001のPie Menu StringsとPie Menu Functionsをそれぞれチェックします。
(5)Importを押します。
セーブするかと聞かれるので、Yes。
【10】
TTABとTTAsがResourceTreeに加わりました。
Groupの値を見ると、Importしたときのままです。
ここを0xFFFFFFFFに修正し、ImportしたTTABとTTAsがこのオブジェクトのみに働くようにします。
値を変更したら忘れずにCommitしてセーブします。
TTABとTTAsのGroupを正しく修正できたら、次はパイメニューにオリジナルの選択肢を追加する操作です。
【11】
ResourceTreeからTTAsを選び、ResourceListのファイルをクリック。
PluginViewを見ます。たくさん選択肢が並んでますね。
(1)Addを押す。
(2)一番下に新しい行が追加されます。ここをクリックして、
(3)オリジナルの選択肢を入力します。特にいいアイデアも浮かばなかったので、チュートリアルにならって「My New Interaction」としました。
Commitして変更を確定します。
【12】
次に、TTABを設定します。
上図の画面で、
(1)Viewの項目をクリック。
(2)Addを押す。すると、Viewの設定がコピーされた新しい行が、一番下に付け加わります。
【13】
新しく加わった行をクリック。
Pie String IDのプルダウンを押し、先ほど設定した選択肢を選びます。
これでオブジェクトとパイメニューが関連付けられました。
残りは上図のように設定します。
Flagsを見ると、この選択肢を利用できるのは老人、大人、十代、そしてゲストのみで、子どもは使えません。
もちろん、ゲストでも子どもであれば使えないはずです。
Autonomyの値を0x32にすると、シムはその選択肢を自発的に選ぶが出来ます。
0x64だと、プレイヤーが指示しない限り、その選択肢の行動は行いません。
Guardian BHAVは、今は0x0にしておきます。パート7で詳しくカスタマイズしていきます。
ActionBHAVは、Viewの設定のままで。
Commitしてセーブ。
一度ゲームに投入して、新しく設定した選択肢がうまく作動するか確認。
「見る」を選んだときと同じ事をするはずです。
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無題
Re:無題
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