髪リカラーのPackageファイルから、必要のない年代の髪を削除します。
幼児~十代まではデフォルト、成人以降はカスタムメッシュの髪型という構成になっているリカラーなどは、必要のない年代を削除することで、ファイルサイズを減らす事が出来ます。
「Hairs - How to Remove Unwanted Ages」 by SimplyStella
http://www.modthesims.info/showthread.php?t=89652
作業の流れは以下。
1、Property Setからいらない年代を削除。削除したファイルのInstanceを覚えておく。
2、3D ID Referencing File、Binary IndexからそれぞれProperty Setで削除したファイルと同じInstanceのファイルを削除。
3、Texture Image、Material Difinitionの削除。
バックアップをとってから、SimPEで編集をはじめます。
1、あらかじめ、どの年代を削除したいかBodyShopで確認して決めておきます。
2、編集したい髪リカラーをSimPEで開けます。
3、画面左側のResource Treeから、Property Set(GZPS)をクリック。右側のResource Listに一覧が出るので、ファイルネームを確認します。
ファイルネームの頭文字はそれぞれ以下の年代に対応します。
p |
幼児 |
c |
子供 |
t |
十代 |
y(a) |
大学生(ファイルネームだけでは成人と区別がつかない場合も) |
a |
成人 |
a |
老年(ファイルネーム末尾にgrayがついている) |
ちなみにファイルネームで年代の区別がつかない場合は、適当なファイルをクリック。下のPlugin Viewにずらーっとでてきたら、「name」の項目を確認してみるか、「age」の項目を確認してみるかで判別がつきます。
ちなみに「age」の分類は以下。
幼児 |
0x00000001 |
子供 |
0x00000002 |
十代 |
0x00000004 |
大学生 |
0x00000040 |
成人 |
0x00000008 |
老年 |
0x00000010 |
4、Property Setの必要のない年代のファイルが特定できたら、Resource Listのファイル名にカーソルを合わせて右クリック、「Delete」を選んで削除します。ファイル名に取り消し線が入ります。これでまずはOK。
このとき、削除したファイルのInstanceの番号を覚えておきます。
5、Resource Treeから3D ID Referencing File(3IDR)をクリック。Resource Listにファイルが表示されます。
ここで、Property Setで削除したファイルと同じInstanceのファイルを削除します。
6、Resource TreeからBinary Index (BINX)をクリック。Resource Listにファイルが表示されます。
先ほどと同様に、Property Setで削除したファイルと同じInstanceのファイルを削除します。
セーブします。
SimPEを終了し、BodyShopで特定の年代がちゃんと削除できているかどうか、確認します。
確認できたら、ここで作業を終了しても構いません。
もっとファイルサイズを軽くしたい場合は、以下を続けてください。
7、SimPEで再び髪リカラーを開きます。
Resource TreeからTexture Image (TXTR)をクリック。
Resource Listからファイルを選び、テクスチャーをPlugin Viewで確認します。必要のない年代に使用されているテクスチャーを見つけたら、そのファイルを削除します。
8、Resource TreeからMaterial Difinition (TXMT)を選びます。Resource Listにずらずらとファイルが出てきます。
ファイル名から必要のない年代を見つけて、どんどん削除していきます。
ファイル名の読み方は、以下を参照。
p |
幼児 |
c |
子供 |
t |
十代 |
y |
大学生 |
a |
成人 |
e |
老年 |
もしどのファイルを消したらいいか分からなかったら、この作業はやらなくてもいいです。
セーブしてSimPEを終了し、BodyShopで再確認。
ファイルサイズも必要のないテクスチャーを消したことでかなり軽くなっていると思います。
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